環境活動environment management
環境活動environment management
生物多様性とは多くの種類の生き物が地球上には存在し、それらが繋がり支えあって生態系の豊かさやバランスが保たれている。また多様な遺伝子が過去から連綿とつながっていることです。
私たちは、植物が生み出す酸素によって呼吸し、その暮らしも穀物や野菜、魚、木材など生物のもたらす恵みによって成り立っています。しかし、生物の多様性が衰退すると、地球上の生態系(エコシステム)の機能や生態系全体の生産力(生態系サービス)が低下し、人間の暮らしも困難になってしまいます。近代の我々人間が行う開発などにより、 自然環境の破壊や社会経済情勢の変化に伴う人間の活動の縮小による里山の劣化など、生物多様性が失われる速度はどんどん早まっています。
生き物の生息地や、生態系そのものを守る枠組みづくりを望む声が高まり、1992年にブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催された「地球サミット」で、「気候変動枠組み条約」とともに「生物の多様性に関する条約」が生まれました。 2010年は国連が定めた「国際生物多様性年」にあたりますが、この年は名古屋で「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」が開催され、各企業や市民が生物多様性保全等に向けての取組みと成果を、世界に発信していくことが求められています。
株式会社大昌電子は、多様な生態系からなる豊かな自然と共存する持続可能な循環型社会の形成を目指し、地域や他の組織と連携を図りながら事業活動を行うことにより、生物の多様性に及ぼす影響の低減及び持続可能な利用に努め、行動します。